集計計算フィールド

    集計式は元のデータ ソースを操作してその値を分析し、多くの場合、再編成するか、単にそれに含まれる情報を要約する場合に便利です。異なる値 (average など) の計算や最大 maxmin の検索に使用することも可能です。そのため、すべての数式数値フィールドのみで使用します

    [分析] では、集計計算フィールドに以下が含まれます。

    • 標準関数: 各情報は、[関数名] の下の対応するハイパーリンクをクリックします。

    • if 文を含む標準関数: このセクション は、if 文 ネスト if 文 を含む) の詳細および構成方法について説明します。

    注: 以下の表のすべてのサンプルは HR dashboard サンプルに含まれる HR Dataset 2016スプレッドシートで作成されました。

    以下はこの関数に含まれる集計カテゴリです。

    関数名と説明 関数の構文とサンプル
    average: average 集計は、選択したのすべての行の平均値で計算される数値を返します。 構文: average({expression})
    サンプル: average([Wage])
    averageif: if-条件のある正則関数を使用する場合、結果が条件内で定義される特定の条件を満たす必要があります。 構文: averageif({expression},{if-condition})
    サンプル: averageif([Wage],[OfficeId]=1)
    count: count 集計は、データ ソースの行数である数値を返します。その他の引数は必要ありません。 構文: count()
    サンプル: count()
    countif: if-条件のある正則関数を使用する場合、結果が条件内で定義される特定の条件を満たす必要があります。 構文: countif({if-condition})
    サンプル: countif([OfficeId]=1)
    max: max 集計は、選択したの最大値となる数値を返します。 構文: max({expression})
    サンプル: max([Wage])
    maxif: if-条件のある正則関数を使用する場合、結果が条件内で定義される特定の条件を満たす必要があります。 構文: maxif({expression},{if-condition})
    サンプル: maxif([Wage],[OfficeId]=1)
    min: min 集計は、選択したの最小値となる数値を返します。 構文: min({expression})
    サンプル: min([Wage])
    minif: if-条件のある正則関数を使用する場合、結果が条件内で定義される特定の条件を満たす必要があります。 構文: minif({expression},{if-condition})
    サンプル: minif([Wage],[OfficeId]=1)
    sum: sum 集計は、選択したのすべての行の合計として算出された数値を返します。 構文: sum({expression})
    サンプル: sum([Wage])
    sumif: if-条件のある正則関数を使用する場合、結果が条件内で定義される特定の条件を満たす必要があります。 構文: sumif({expression},{if-condition})
    サンプル: sumif([Wage],[OfficeId]=1)

    if 文のある計算フィールド

    If 条件 のある正則関数 (が必要) を使用する場合、結果が条件内で定義される特定の条件を満たす必要があります。

    構文

    デフォルトでは、「IF」サフィックスのある関数を選択した際に以下の構成が表示されます。

    XXXXXXIF({expression},{if-condition})

    2 つの引数を定義する必要があります。

    • : データ ソースのフィールドの 1 つを選択します。

    • if-条件: if 条件は論理テストの実行が必要です。if-条件論理テストは、集計を計算するための式に必要な条件です。

    基本サンプル

    たとえば、上記の表の例です。

    averageif([Wage],[OfficeId]=1)

    より明確にするために関数を上記で定義した用語に基づいて区別します。

    関数名 IF 条件
    averageif (…​) [Wage] [OfficeId]=1

    以下は数値以外の場合の例です。

    sumif([Wage],[Department]="Development")

    説明:

    関数名 IF 条件
    sumif (…​) [Wage] [Department]="Development"

    ネスト IF 文のサンプル

    論理演算子 (AND, OR) を前に使用してネスト IF 文を使用できます。

    以下は if 文が 2 つある例ですが、if 文を使用する際の上限はありません。

    maxif([Wage], and([OfficeId]=1, [Department]="Development"))

    説明:

    関数名 論理演算子
    maxif (…​) [Wage] and

    if 文のステートメント:

    最初の論理テスト true の場合の値 false の場合の値
    [OfficeId]=1 1 0
    2 番目の論理テスト true の場合の値 false の場合の値
    [Department]="Development" 1 0

    論理演算子が and であるため、実行する maxif 集計の両方の条件が true である必要があります。