Microsoft Azure Synapse Analytics

    Microsoft Azure Synapse データ ソースは、Analytics 内でビッグ データを処理する際の速度を大幅に向上させます。これにより、大量のデータセットを速度低下することなく表示形式に使用できます。

    Azure Synapse Analytics データ ソースの設定

    Microsoft Azure Synapse Analytics データ ソースを設定するには、以下の情報が必要です。

    Configure Azure Synapse data source dialog
    1. サーバー: コンピューター名またはサーバーを実行しているコンピューターに割り当てられた IP アドレス。

    2. [ポート]: 該当する場合、サーバー ポートの詳細。情報が入力されない場合、Analytics はデフォルトでヒント テキスト (1433) のポートに接続します。

    3. [資格情報]: [資格情報] を選択した後、Microsoft Azure Synapse Analytics の資格情報を入力するか、既存の資格情報 (適用可能な場合) を選択できます。

    4. [データベース]: アカウントに接続すると、データベースを選択できるようになります。準備ができたら、[選択して続行] をクリックまたはタップします。

    List of Azure Synapse Databases

    サーバー情報を見つける方法

    以下の手順でサーバーを確認できます。

    WINDOWS LINUX MAC
    1. ファイル エクスプローラーを開きます。 1. ターミナルを開きます。 1. システム環境設定を開きます。
    2. [マイ コンピューター] ⇒ [プロパティ] を右クリックします。 2. $hostname を入力します。 2. 共有セクションに移動します。
    ホスト名は、[コンピューター名、ドメインおよびワークグループの設定] セクションの下に [コンピューター名] として表示されます。 [ホスト名] と [DNS ドメイン名] が表示されます。Analytics にはホスト名のみを含めるようにしてください。 [ホスト名] は、上部の [コンピューター名] の下に表示されます。

    以下の手順で IP アドレスも確認できます。コマンドはサーバーで実行する必要があることに注意してください。

    WINDOWS LINUX MAC
    1. コマンド プロンプトを開きます。 1. ターミナルを開きます。 1. ネットワーク アプリケーションを起動します。
    2. ipconfig を入力します。 2. $/bin/ifconfig を入力します。 2. 接続を選択します。
    IPv4 Address は IP アドレスです。 Inet addr は IP アドレスです。 IP アドレス フィールドに必要な情報が含まれます。

    データの設定

    MS Azure Synapse Analytics でデータベースに接続すると、テーブル全体、特定のビュー、またはストアド プロシージャーからデータを取得することを選択できます。

    Lists of Microsoft Azure Synapse tables, views and stored procedures

    Azure Synapse Analytics を使用してテーブル、ビュー、およびストアド プロシージャーを操作することは、MS SQL Server のデータを操作することによく似ています。詳細については、MS SQL Server データ ソース トピックのこのセクションを参照してください。

    表示形式エディターでの作業

    データ ソースを追加した後、表示形式エディターが表示されます。ここでダッシュボードを作成できます。

    柱状表示形式がデフォルトで選択されることに注意してください。それをクリックまたはタップして、別のチャート タイプを選択できます。

    Microsoft Azure Synapse data in the Visualization Editor

    表示形式エディターでの制限事項

    Analytics でビッグ データを操作する場合、数百万のレコードを格納するデータ ソースを処理するために使用される特定のアプローチにより、表示形式エディターにはいくつかの制限があります。

    計算フィールドで使用できる関数の制限

    現在、Azure Synapse Analytics のデータを使用する計算フィールドで、使用できる関数の数は限られています。

    • 日付 - day; month; year; quarter; monthname; applytimezone; currenttimezone。
    • 論理 - false; true; if; not。
    • 数学 - abs; log; log10; sign; sqrt。
    • 文字列 - find; len; trim; lower; mid; upper。

    データ ブレンディングの制限

    現在、Azure Synapse Analytics データ ソースからのデータを使用する場合、データ ブレンディング (データ ソースを 1 つの表示形式に統合) は使用できません